溶ける紙・溶けない紙

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溶ける紙・溶けない紙

溶ける紙の溶け方・素材は?

日本のトイレットペーパーの溶け方は、やわらかくなって溶けていきます。
実際には、繊維と繊維が離れていくためで完全に溶けたわけでは、ありません。繊維が絡み合っていたものがバラバラになるイメージです。
機密文書の処理などに、でんぷん質で作られた水溶紙が使われることがあります。温水や冷水で溶けやすく粉が散るように溶けます。
髪質も標準の紙と変わりなく、水にぬれていなければ、鉛筆で文字を書いたり鶴を折ったりできます。
海洋散骨のための水溶袋、骨壷なおもあります。溶ける紙は、海水でも溶けるため、水溶紙が使われることがあります。
水(海水)にぬれると5秒でやわらかくなり、10秒で粉々に溶けます。
遠方用などに、厚手のタイプもあります。

溶ける紙の主な用途

機密文書・トイレットペーパー・おふだ・紙ふぶき・灯篭流しの紙・刺繍図案のうつし紙

溶けない紙の特徴・素材は?

撥水紙・耐水紙・防水紙など。
水にぬれても劣化しにくい、水が染み込みにくいという特徴があります。

紙を樹脂で挟んでおり水に強い加工になっています。利用後は、再生できないため、可燃物となります。

溶けない紙の主な用途

屋外用のポスター・瓶のラベル・建築資材・建築図面・アウトドアの地図 など